楽屋奉行(読み)ガクヤブギョウ

デジタル大辞泉 「楽屋奉行」の意味・読み・例文・類語

がくや‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【楽屋奉行】

室町時代臨時の職。将軍大名の邸を訪れる際に接待のための諸事を担当した裏方の役。

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精選版 日本国語大辞典 「楽屋奉行」の意味・読み・例文・類語

がくや‐ぶぎょう‥ブギャウ【楽屋奉行】

  1. 〘 名詞 〙 室町戦国時代、将軍が諸大名家を訪れるときに、その饗応のために諸家で臨時に設けた役職一つ猿楽(さるがく)楽屋、また、その装飾などをつかさどった。
    1. [初出の実例]「一、楽屋奉行并屏中門役は、勝田左衛門尉勤申」(出典:大永四年細川亭御成記(1524))

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