デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楽旦入」の解説 楽旦入 らく-たんにゅう 1795-1855* 江戸時代後期の陶工。寛政7年生まれ。楽了入(りょうにゅう)の次男。京都の楽家10代。紀伊(きい)和歌山藩で御庭焼をおこなう。藩主徳川治宝(はるとみ)から「楽」の印判をあたえられた。「聚楽焼(じゅらくやき)由緒歴代書」を作成し,楽家の系譜を整理した。嘉永(かえい)7年11月24日死去。60歳。本姓は田中。名は喜愷(よしすえ)。通称は吉左衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例