権変(読み)ケンペン

デジタル大辞泉 「権変」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぺん【権変】

その場に応じて適切な手段をとること。臨機応変。「権変ける」

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精選版 日本国語大辞典 「権変」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぺん【権変】

  1. 〘 名詞 〙 変に応じて臨機の処置をすること。臨機応変のはかりごと。権謀
    1. [初出の実例]「下の将率も孔子の春秋を著たやうにしてこそよけれ、只我一時の権変をとらうとてするはわるいぞと云心ぞ」(出典:史記抄(1477)一五)
    2. [その他の文献]〔史記‐蘇秦伝賛〕

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普及版 字通 「権変」の読み・字形・画数・意味

【権変】けんぺん

臨機応変。〔大唐新語、二〕始め則天武后變多智を以て、高宗將(まさ)に群疑を廢して之れを立てんとす。志を得るにんで、威竝びに作(おこ)り、高宗の擧動も必ず掣肘(せいちう)せらる。

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