横山フク(読み)ヨコヤマ フク

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「横山フク」の解説

横山 フク
ヨコヤマ フク


肩書
元・参院議員(自民党),日本助産婦会初代会長

生年月日
明治40年2月16日

出生地
東京市神田区須田町(現・東京都千代田区)

学歴
東京府立第一高女卒 日本大学法学部(夜間)卒

経歴
職業婦人を目指して、三省堂編集室に勤務のかたわら、夜は速記塾に通う。昭和2年東京府産婆会に書記として就職。それがきっかけで独学で産婆(助産婦)の資格を取り、板橋で産婆を開業。戦後、30年に日本助産婦会を結成、以来30年に亘って会長を務めた。一方、23年に板橋区議に当選、28年から参院議員に3選。34年第2次岸内閣科学技術政務次官等を歴任した。

受賞
勲二等宝冠章〔昭和52年〕

没年月日
平成3年11月4日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「横山フク」の解説

横山 フク
ヨコヤマ フク

昭和期の助産婦 日本助産婦会初代会長;元・参院議員(自民党)。



生年
明治40(1907)年2月16日

没年
平成3(1991)年11月4日

出生地
東京市神田区須田町(現・東京都千代田区)

学歴〔年〕
東京府立第一高女卒,日本大学法学部(夜間)卒

主な受賞名〔年〕
勲二等宝冠章〔昭和52年〕

経歴
職業婦人を目指して、三省堂編集室に勤務のかたわら、夜は速記塾に通う。昭和2年東京府産婆会に書記として就職。それがきっかけで独学で産婆(助産婦)の資格を取り、板橋で産婆を開業。戦後、30年に日本助産婦会を結成、以来30年に亘って会長を務めた。一方、23年に板橋区議に当選、28年から参院議員に3選。34年第2次岸内閣科学技術政務次官等を歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「横山フク」の解説

横山フク よこやま-フク

1907-1991 昭和時代後期の政治家
明治40年2月16日生まれ。昭和7年助産婦となる。東京の板橋区議,日本看護協会助産婦部会長をへて28年参議院議員に全国区で当選(当選3回)。30年日本助産婦会をつくり会長。のち自民党にはいり,科学技術政務次官,党婦人局長。平成3年11月4日死去。84歳。東京出身。日大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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