横沢岩陰遺跡(読み)よこざわいわかげいせき

日本歴史地名大系 「横沢岩陰遺跡」の解説

横沢岩陰遺跡
よこざわいわかげいせき

[現在地名]那須町高久乙

横沢集落の北西那珂川に注ぐ渓流の水源地にある縄文時代の遺跡。安山岩の大露頭下部に岩陰が形成され、標高約六〇〇メートル、遺跡下の湧水地面からの比高二メートル。地下水は露頭内を伏流し、遺跡下の岩間から多量に湧出、冬でも涸れないので、現在ではわさび田になっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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