横紋筋肉腫

共同通信ニュース用語解説 「横紋筋肉腫」の解説

横紋筋肉腫

眼の周囲、頭蓋底付近、腕や脚など体のさまざまな箇所にできる悪性腫瘍小児がかかることが多く、患者の約3分の2を10歳未満が占めるとされる。幼児に発生する傾向が高い胎児型と、10~20歳に多く、腕や脚によく発症する胞巣型などがある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「横紋筋肉腫」の意味・わかりやすい解説

横紋筋肉腫
おうもんきんにくしゅ
rhabdomyosarcoma

横紋筋から発生する腫瘍で,増殖の激しい,悪性の未分化細胞から成る。組織学的には,幼若型の筋芽細胞が不規則な配列を示していたり,大型で原形質の不規則な細胞が集合し,原形質内にわずかに横紋の形成をみることもある。骨格筋が存在する部位ほかに,非増殖性の良性のものは腎臓,膀胱,子宮,食道などに生じることが多い。

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世界大百科事典(旧版)内の横紋筋肉腫の言及

【小児癌】より

…血中に特有のタンパク質,つまり胎児性タンパク(α‐フェトプロテイン,AFP)が検出できるので診断に役立つ。肝臓癌(5)横紋筋肉腫rhabdomyosarcoma 四肢,臀部,頸などの横紋筋と膀胱や胆管などから発生する。(6)網膜芽細胞腫retinoblastoma 目つきが変だ,あるいは目が光るといったことで発見される。…

※「横紋筋肉腫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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