横議(読み)オウギ

精選版 日本国語大辞典 「横議」の意味・読み・例文・類語

おう‐ぎワウ‥【横議】

  1. 〘 名詞 〙 勝手に論議すること。
    1. [初出の実例]「さればこそ、まつる事にわうぎはなかりけるとて、のこる四百人をもきりたまひぬ」(出典:曾我物語(南北朝頃)二)
    2. 「処士横議して秦代書をやき」(出典:十善法語(1775)七)
    3. [その他の文献]〔孟子‐滕文公・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「横議」の読み・字形・画数・意味

【横議】おう(わう)ぎ

勝手な議論。〔孟子文公下〕王作(おこ)らず、侯放恣にして、處士議し、楊朱(ぼくてき)の言、天下に盈(み)つ。

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