橋本永邦(読み)ハシモト エイホウ

20世紀日本人名事典 「橋本永邦」の解説

橋本 永邦
ハシモト エイホウ

明治〜昭和期の日本画家



生年
明治19(1886)年9月20日

没年
昭和19(1944)年5月6日

出生地
東京・木挽町(現・東京都中央区)

本名
橋本 乾

学歴〔年〕
東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科卒

経歴
寺崎広業、下村観山師事。明治33年巽画会展に入選、40年第1回文展で3等賞となるが、大正3年日本美術院再興に参加、研究会員となる。以後院展に出品し、10年日本美術院同人。能に画題を求めた作品を多く制作した。作品に「五月雨」「水郷の夏」「邯鄲」「二人静」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋本永邦」の解説

橋本永邦 はしもと-えいほう

1886-1944 明治-昭和時代前期の日本画家。
明治19年9月20日生まれ。橋本雅邦次男。下村観山らに師事。明治40年文展で3等賞。大正3年以後は院展で活躍,10年日本美術院同人。能をテーマにした作品などを制作した。昭和19年5月6日死去。59歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は乾(つとむ)。作品に「采女の眠」「石橋」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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