日本歴史地名大系 「檀那院跡」の解説 檀那院跡だんないんあと 滋賀県:大津市北部地域延暦寺東塔東谷檀那院跡[現在地名]大津市坂本本町根本中堂の北東にあった東谷檀那院地区の中心堂舎であるが、現存しない。当院の構成は釈迦・弥陀・薬師・如意輪・五大尊・毘沙門天の各像を安置した三間四面の檜皮葺の堂一宇、普賢乗白象像を本尊とした三間四面の法華堂一宇、八間四面の庇板敷の僧房一宇、五間一間の大衆屋、六間三間の納殿からなり、もと律師興良の房であったとも伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by