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櫛淵荘 くしぶちのしょう

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百科事典マイペディアの解説

櫛淵荘【くしぶちのしょう】

阿波国那賀郡にあった石清水(いわしみず)八幡宮領の荘園。現徳島県小松島市の南西山間部に比定される。櫛淵別宮ともいわれた。1017年に後一条天皇により寄進され,石清水八幡宮祠家の田中氏に伝領された。

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世界大百科事典 第2版の解説

くしぶちのしょう【櫛淵荘】

阿波国那賀郡(現,徳島県小松島市)の荘園。石清水八幡宮領で,櫛淵別宮ともいう。祠家の田中氏に伝領されており,1205年(元久2)田中通清がその子宗清に譲っている所領のなかにあらわれるのが初出。承久の乱後,秋本二郎兵衛尉新補地頭として入部し,入部直後の1222年(貞応1)から良田を地頭分と称して押領するなど,はげしい地頭非法を展開する。八幡宮側は鎌倉幕府に訴え,非法停止の六波羅下知状をうけるが地頭非法はやまず,争いは秋本左衛門次郎泰恒の代まで60年にわたりつづく。

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