次席(読み)ジセキ

デジタル大辞泉 「次席」の意味・読み・例文・類語

じ‐せき【次席】

席次が2番目であること。また、その人。「次席検事」
[類語]次点次善二等

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「次席」の意味・読み・例文・類語

じ‐せき【次席】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 次の席。席次が二番目であること。また、その人。
    1. [初出の実例]「社僧等次席に着座仕」(出典:諸国風俗問状答(19C前)備後国福山領風俗問状答)
    2. 「次席(ジセキ)に控へし寅太郎が」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四)
  3. 役職で次の地位にある人。特に官庁、会社などで、局、部、課などの長の次の地位にある人。
    1. [初出の実例]「下田奉行次席、芙蓉間」(出典:吏徴(1845)附録)
    2. 「大島といふ校長次席は四十五六位の年恰好で」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「次席」の読み・字形・画数・意味

【次席】じせき

桃枝竹の席。

字通「次」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android