歌川芳盛(読み)うたがわ よしもり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「歌川芳盛」の解説

歌川芳盛(初代) うたがわ-よしもり

1830-1885 幕末-明治時代の浮世絵師
天保(てんぽう)元年生まれ。歌川国芳門人武者絵,花鳥画を得意とする。三木光斎の名で文人画もかく。維新後内務省につとめる。明治18年横浜にうつり,輸出向けの花鳥画を手がけた。同年10月5日死去。56歳。江戸出身。姓は三木,田口。通称作蔵別号に一光斎,さくら坊など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「歌川芳盛」の解説

歌川芳盛

没年:明治18.10.5(1885)
生年:天保1(1830)
幕末明治期の浮世絵師。三木氏,また田口氏で,名は作蔵。歌川国芳門人で,一光斎,楼坊とも号した。武者絵,時局絵,花鳥画などを描き,三木光斎の号で南画も手がける。一時内務省にも勤務した。

(大久保純一)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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