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武者絵 ムシャエ

デジタル大辞泉の解説

むしゃ‐え〔‐ヱ〕【武者絵】

武者の姿や合戦ありさまを描いた絵。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

むしゃえ【武者絵】

甲冑姿の武者を描いた絵画。文政・天保(1818‐44)以降,読本の流行,歌舞伎からの影響によって浮世絵版画で盛んとなった。題材は《平家物語》《源平盛衰記》《太平記》など古典の戦記文学に求められることが多い。武者絵が独立したジャンルとして自覚されて描かれるのは,礒田湖竜斎や勝川派の絵師たちに始まる。そして〈武者絵の国芳〉の異名をとった歌川国芳によって,美人画役者絵,風景画に対抗するほどの盛行をみるに至った。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

むしゃえ【武者絵】

武者の甲冑かつちゆう姿や、合戦のありさまを描いた絵。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の武者絵の言及

【浮世絵】より

…人物画としてはほかに文学的主題にもとづく作例も多く,日本や中国の詩歌や物語,あるいは故事などを直接題材としたり,間接的に〈やつし〉,〈見立て〉たりしている。ことに,和漢の豪傑英雄を描く武者絵は時代を通じて好まれた。また当時流行の黄表紙や洒落本,読本や合巻などの戯作文学の挿絵も,浮世絵師の重要な仕事であった。…

※「武者絵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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