近世中期、薙刀(なぎなた)・鎖鎌(くさりがま)術の一流派。流祖は美濃(みの)大垣(岐阜県)藩士、正木太郎太夫利充(たろうだゆうとしみつ)(1689―1776)。利充は唯心(ゆいしん)一刀流師範。のち信田一円斎(しのだいちえんさい)の先意(せんい)流薙刀の奥旨を伝授され、さらにくふうを加えて、短槍(たんそう)を含む一流を創案して、正木流薙刀と称した。さらに老年に及び、鎖鎌と玉鎖(たまくさり)の術も案出した。この玉鎖は長さ二尺三寸(約70センチメートル)、両端に鉄錘(てっすい)をつけたもので、これに万力鎖(まんりきくさり)と命名して、その普及を図った。
[渡邉一郎]
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...