正角円錐図法(読み)せいかくえんすいずほう(その他表記)conformal conic projection

日本大百科全書(ニッポニカ) 「正角円錐図法」の意味・わかりやすい解説

正角円錐図法
せいかくえんすいずほう
conformal conic projection
conformal conical projection

地図投影一種。1772年にドイツランベルトが発表し、ランベルト正角円錐図法ともいう。円錐図法正角図法になるように緯線間隔を決めたもので、標準緯線1本の場合と2本の場合がある。後者は地図表示範囲の投影のひずみがより緩和されるので、国際航空図と国際天気図の図法にも指定されている。

[金澤 敬]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む