正面装備(読み)ショウメンソウビ

デジタル大辞泉 「正面装備」の意味・読み・例文・類語

しょうめん‐そうび〔シヤウメンサウビ〕【正面装備】

自衛隊用語。戦車戦闘機護衛艦など、戦闘に直接使用される兵器装備総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「正面装備」の意味・わかりやすい解説

正面装備
しょうめんそうび

自衛隊の装備のうち,戦車,火器,護衛艦,戦闘機など直接戦闘用のものを「正面装備」と呼ぶ。一方,弾薬ミサイル燃料,通信機器,施設などの作戦実施の基盤を「後方装備」と呼ぶ。従来は高価で目立つ正面装備の調達が優先されていたが,最近では,正面と後方均衡がとれた質の高い防衛力の整備関心が集っている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android