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武田真元 たけだ しんげん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

武田真元 たけだ-しんげん

?-1847* 江戸時代後期の暦算家。
和泉(いずみ)堺の人。土御門(つちみかど)家につかえる。坂正永(まさのぶ),村井宗矩に和算を,間重富(はざま-しげとみ)に暦法をまなび,武田流(真元流)をおこす。易学にも精通した。弘化(こうか)3年12月26日死去。字(あざな)は子孚。通称は篤之進,主計正。号は真空堂,無量斎。著作に「階梯算法」「算法便覧」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

武田真元

没年:弘化3.12.26(1847.2.11)
生年:生年不詳
江戸後期の和算家。通称篤之進,徳之進。土御門家に仕え,主計または主計正と称し,字は子孚,真空堂,無量斎と号した。村井宗矩に従い,没後宗矩の嗣子について研究。著述は多いが,数学遊戯に関するものが多い。中でも「浪花28橋智恵渡り」の1問があり,18世紀のスイスの数学者オイラー(L.Euler)のケーニヒスベルクの橋の問題に類した位相幾何学(トポロジー)の問題で,他に例をみない。概略は「分流する川で隔てられた中洲と他の3陸地を結ぶ7つの橋がある。ひとつの橋を1回だけ渡り7つの橋を全部渡りきるよう工夫せよ」というもので,これが位相幾何学の出発点といわれる。日本にもこの時代に新しい数学の考え方があったことを示すものである。

(道脇義正)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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