デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武藤阿竜」の解説 武藤阿竜 むとう-ありゅう 1819-1877 江戸後期-明治時代の漢学者。文政2年生まれ。土佐高知城下の豪商で,屋号は美濃屋。武藤致和(むねかず)の孫で,正道の子。頼山陽の門人。天保(てんぽう)2年(1831)師から「前後赤壁の賦」の書をおくられ,のちこれを版行した。晩年は潮江(うしおえ)で塾をひらく。明治10年12月30日死去。59歳。通称は竜太郎。別号に清娯斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例