デジタル大辞泉 「段菊」の意味・読み・例文・類語 だん‐ぎく【段菊】 シソ科の多年草。高さ約60センチ。全体に毛があり灰色を帯びる。9~11月、葉の付け根ごとに数段、紫色の小花が密集して咲く。九州西部に分布。観賞用に栽培。花が葉腋ようえきごとに段をなして咲くところからこの名がある。らんぎく。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「段菊」の意味・読み・例文・類語 だん‐ぎく【段菊】 〘 名詞 〙① クマツヅラ科の多年草。九州西部、朝鮮、中国、台湾の暖地に生え、観賞用に栽培もされる。高さ約六〇センチメートル。全体に短軟毛を密布し、灰緑色を帯びる。葉は長い柄をもち対生。葉身は卵形または長楕円形で長さ三~六センチメートル。縁に粗い鋸歯(きょし)がある。夏、枝先の葉腋から集散花序を出し、青紫色の唇形花を半球状に密生する。花が葉腋ごとに段をなして咲くところからこの名がある。漢名、蘭香草。らんぎく。〔物品識名拾遺(1825)〕② 一段一段と花が開くように仕立てた菊。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「段菊」の解説 段菊 (ダンギク) 学名:Caryopteris incana植物。クマツズラ科の多年草,園芸植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報