デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「殿村常久」の解説 殿村常久 とのむら-つねひさ 1779-1830 江戸時代後期の国学者。安永8年生まれ。殿村安守(やすもり)の異母弟。伊勢(いせ)(三重県)松坂の商人殿村分家をつぐ。本居宣長(もとおり-のりなが),春庭(はるにわ)にまなぶ。「宇津保物語年立」「かたばみ草」などのほか,「千草(ちぐさ)の根さし」「橘柑考(きつかんこう)」など本草学関係の著書もある。文政13年7月17日死去。52歳。本姓は大神。通称は万蔵。号は蟹麿。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例