デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「殿村菟糸子」の解説 殿村菟糸子 とのむら-としこ 1905-2000 昭和-平成時代の俳人。明治38年4月25日生まれ。昭和13年「馬酔木(あしび)」に入会,水原秋桜子に師事する。29年加藤知世子らと女性俳句会を創設。「鶴」同人をへて,47年「万蕾」を創刊,主宰。生活の実感と情感をおもんじた。53年「晩緑」で俳人協会賞。平成12年2月9日死去。94歳。東京出身。東京府立第一高女卒。本名は寿(とし)。句集に「牡丹」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例