殿村菟糸子(読み)とのむら としこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「殿村菟糸子」の解説

殿村菟糸子 とのむら-としこ

1905-2000 昭和-平成時代の俳人
明治38年4月25日生まれ。昭和13年「馬酔木(あしび)」に入会,水原秋桜子に師事する。29年加藤知世子らと女性俳句会を創設。「鶴」同人をへて,47年「万蕾」を創刊,主宰。生活の実感情感をおもんじた。53年「晩緑」で俳人協会賞。平成12年2月9日死去。94歳。東京出身。東京府立第一高女卒。本名は寿(とし)。句集に「牡丹」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android