…また51年(正平6∥観応2)駿州薩埵(さつた)山の合戦で,貞朝・忠朝,周綱・綱元父子の活躍が《太平記》にみえ,南北朝期がその全盛時代。戦国期美濃三人衆の一人氏家卜全(ぼくぜん)は重国の後裔。【新川 武紀】。…
…西濃三人衆ともいう。美濃西部に勢力をもった戦国武将稲葉伊予守良通(一鉄,1515‐88),安藤伊賀守守就(無用,道足,?‐1582),氏家常陸介直元(卜全,?‐1571)をさす。土岐氏,斎藤氏に仕えたと伝えるが,西濃地方に共同の独立的勢力を確立しており,1567年(永禄10)織田信長の岐阜攻略に内応して功を認められ,本領および杭瀬川以西の共同段銭(たんせん)徴収権などを安堵された。【勝俣 鎮夫】…
※「氏家卜全」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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