民事裁判(読み)ミンジサイバン

デジタル大辞泉 「民事裁判」の意味・読み・例文・類語

みんじ‐さいばん【民事裁判】

民事に関する事件審理する裁判。→刑事裁判

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「民事裁判」の意味・読み・例文・類語

みんじ‐さいばん【民事裁判】

〘名〙 民事事件に関する裁判。私法上の権利または利益を保護するとともに、私人間の紛争解決するため、民事訴訟法の定める手続によって行なわれる。
※司法省達第二七号‐明治九年(1876)二月二四日「民事裁判上の手続書並口書判決文等に年月日記載方」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「民事裁判」の意味・わかりやすい解説

民事裁判
みんじさいばん

一般的に私人間の具体的な生活関係に現れた原告対被告の対立する紛争につき、裁判所が法律的判断を与えて解決を図ること、または、その裁判をすることをいう。刑事裁判・行政裁判に対する概念であって、民事訴訟(判決手続)の裁判、強制執行破産非訟事件などの裁判を総称する。

[内田武吉 2016年5月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android