精選版 日本国語大辞典 「気成」の意味・読み・例文・類語 き‐なり【気成】 〘 名詞 〙 自分の思った通りに行動すること。[初出の実例]「つくろひなくへつらひなき、おのが気なりのかなとこおろし」(出典:浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
岩石学辞典 「気成」の解説 気成 揮発性物質の影響下で起こるかまたは形成された過程と生成物を記述する際にこの語を使用する[Bunsen : 1851, Niggli & Beger : 1923].ブンゼンはマグマの揮発性物質の影響によって鉱物が形成されることをニューマトリティック(pneumatolytic)とした[Bun-sen : 1851, Harker : 1909].ニグリたちはマグマの固結の最終期に揮発性成分が濃集した状態を気成期(pneumatolytic stage)といい,この時期には花崗岩やペグマタイトが発達し,おそらく臨界状態のH2Oに富んだ気相から結晶が形成されるであろうと考えた[Niggli & Beger : 1923]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報