…神階は859年(貞観1)に従一位,やがて正一位となり,延喜の制では7座とも名神大社に列し,後,越前国の一宮となり,広大な社領を有して勢威をふるった。1337年(延元2∥建武4)には大宮司気比氏治父子が恒良(つねよし)・尊良(たかよし)両親王を金崎(かねがさき)城に奉じて足利軍と戦って敗れ,その後しだいに衰えた。近世には福井藩主の社領寄進,社殿造営をはじめ北陸の大名の崇敬をうけた。…
※「気比氏治」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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