気比氏治(読み)けひ うじはる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「気比氏治」の解説

気比氏治 けひ-うじはる

?-1337 鎌倉-南北朝時代武将
越前(えちぜん)(福井県)気比社の大宮司(だいぐうじ)。建武(けんむ)3=延元元年後醍醐(ごだいご)天皇の皇太子恒良(つねよし)親王らをむかえ,越前金崎城にこもって足利尊氏軍とたたかう。糧道をたたれて食糧がつき,翌建武4=延元2年3月6日自害した。通称は弥三郎大夫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の気比氏治の言及

【気比神宮】より

…神階は859年(貞観1)に従一位,やがて正一位となり,延喜の制では7座とも名神大社に列し,後,越前国の一宮となり,広大な社領を有して勢威をふるった。1337年(延元2∥建武4)には大宮司気比氏治父子が恒良(つねよし)・尊良(たかよし)両親王を金崎(かねがさき)城に奉じて足利軍と戦って敗れ,その後しだいに衰えた。近世には福井藩主の社領寄進,社殿造営をはじめ北陸の大名の崇敬をうけた。…

※「気比氏治」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む