最新 地学事典 「水冷火山弾」の解説
すいれいかざんだん
水冷火山弾
water-chilled bomb
高温の状態で水中または空中に放出された後,水に触れて冷やされた火山弾。形状は陸上の場合と同様,塑性変形しているが,表面は内部よりもガラス質で,面に直交して内部へと延びる直線的割れ目が網の目状に組み合わさった節理が認められる。火口から放出された後に内部に取り残された気泡や新たに生じた気泡が成長すると固結した表面がパン皮状に割れ,あるいは,それらが合体して風船のように膨らんでいる場合もある。参考文献:中村一明(1969)火山第2集,Vol. 14: 42
執筆者:鹿野 和彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

