水度神社(読み)みとじんじや

日本歴史地名大系 「水度神社」の解説

水度神社
みとじんじや

[現在地名]城陽市寺田

寺田(てらだ)の東部、鴻(こう)ノ巣(す)山中腹に鎮座する。祭神は天照(あまてらす)大神・高皇産霊(たかみむすび)神・和多都美豊玉姫(わたつみとよたまひめ)命。「三代実録」貞観元年(八五九)正月二七日条によれば水度神は従五位下の神階が授けられている。「延喜式」神名帳の久世(くせ)郡に載る「水度神社三座鍬靫」に比定される。祭神三座のうち和多都美豊玉姫命は水神で、水防と農耕の守護神といわれる。水度は水処、すなわち浸水しやすい所の意とされるが、社伝によれば古くは鴻ノ巣山峰続きの大神宮(だいじんぐう)山に鎮座し、文永五年(一二六八)に現在地に遷座したという。本殿は正面一間・側面二間の流造破風様式で、棟札に文安五年(一四四八)の年号を記し、国指定重要文化財。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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