デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水木歌仙」の解説 水木歌仙(初代) みずき-かせん 1710-1779 江戸時代中期の舞踊家。宝永7年生まれ。水木辰之助(たつのすけ)の門人という。御狂言師(おきょうげんし)となり,娘踊りの師匠として水木流をひらいた。江戸京橋にすむ。家元は夫をもたないことをきまりとし,代々養女が跡をついだ。安永8年7月2日死去。70歳。 水木歌仙(3代) みずき-かせん 1803-1873 江戸後期-明治時代の舞踊家。享和3年生まれ。2代歌仙の養女,または実子。水木流3代家元で,所作事にすぐれた。本名は粂(くめ)。美貌で知られ,名女方瀬川菊之丞の俳名にちなみ,路考お粂とよばれた。明治6年7月15日死去。71歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by