水溶性プラスチック(読み)スイヨウセイプラスチック

デジタル大辞泉 「水溶性プラスチック」の意味・読み・例文・類語

すいようせい‐プラスチック【水溶性プラスチック】

水に可溶プラスチック天然・合成・半合成樹脂からなり、ポリビニルアルコールポリアクリルアミドカルボキシメチルセルロースCMC)などが知られる。接着剤水溶性塗料やインク、増粘剤などに用いられる。水溶性樹脂。水溶性高分子

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「水溶性プラスチック」の意味・わかりやすい解説

水溶性プラスチック
すいようせいぷらすちっく
water-soluble plastics

水に可溶なプラスチックをいう。代表的なものに、レゾール型フェノール樹脂、メチロール化ユリア(尿素)樹脂、メチロール化メラミン樹脂、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、ポリアクリルアミド、カルボキシメチルセルロース(CMC)などがある。接着剤、塗料、紙や繊維処理剤として使用される。火災の心配が少なく、有機溶剤排出が少ないなどの長所があるが、使用後の乾燥のむずかしさなどが欠点である。

垣内 弘]

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