水縄山地(読み)みのうさんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水縄山地」の意味・わかりやすい解説

水縄山地
みのうさんち

耳納山地とも書く。福岡県南部,筑後川と矢部川の支流星野川の間にある東西約 22kmの山地で筑紫山地の一部。最高点は鷹取山 (たかとりやま。 802m) 。起伏の少い直線状の尾根が連なり,北側は急な断層崖で,屏風山の異名がある。北麓に扇状地が発達し,カキブドウ苗木の栽培が行われる。南斜面は緩傾斜で,山頂近くまで水田茶畑が開かれている。山地の大部分筑後川県立自然公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android