精選版 日本国語大辞典 「水道の水」の意味・読み・例文・類語 すいどう【水道】 の 水(みず) 江戸で、徳川幕府によって設けられた玉川上水や神田上水の水をさしていう。上水の規模の大きいところから江戸っ子の自慢の種となっていた。[初出の実例]「腹立は先水道の水(ミヅ)呑ぬがよし」(出典:洒落本・禁現大福帳(1755)一)「金の魚虎(しゃちほこ)をにらんで、水道(スイドウ)の水(ミヅ)を、産湯に浴びて、御膝元に生れ出ては」(出典:洒落本・通言総籬(1787)一) すいど【水道】 の 水(みず) =すいどう(水道)の水[初出の実例]「流石すいどの水にてそだちしわかもの」(出典:咄本・楽牽頭(1772)血気) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例