江副靖臣(読み)エゾエ ヤスオミ

20世紀日本人名事典 「江副靖臣」の解説

江副 靖臣
エゾエ ヤスオミ

明治・大正期の実業家 佐賀新聞社長;衆院議員。



生年
嘉永4年4月(1851年)

没年
大正4(1915)年4月24日

出身地
肥前国佐賀郡(佐賀県佐賀市)

旧姓(旧名)
野口

学歴〔年〕
横浜ヘボン学校卒

経歴
肥前佐賀藩の藩校弘道館を経て、慶応義塾、横浜ヘボン学校に学ぶ。明治17年「佐賀新聞」を創刊し、社長に就任。その後、弁護士資格を得て業務に従事、佐賀取引所の設立や佐賀市制実施に尽力した。佐賀市議・議長、佐賀県議・議長を務め、45年衆院議員に当選1回。また佐賀取引所理事長、佐賀実習女学校校主となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江副靖臣」の解説

江副靖臣 えぞえ-やすおみ

1851-1915 明治-大正時代の新聞人,政治家。
嘉永(かえい)4年4月生まれ。慶応義塾,横浜ヘボン学校にまなぶ。明治17年「佐賀新聞」を創刊し,社長となる。その後弁護士の資格を得,佐賀取引所の設立,佐賀市制実施に尽力。市会議員,県会議員・議長をつとめ,45年衆議院議員。大正4年4月24日死去。65歳。肥前佐賀郡出身。本姓は野口。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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