デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池田霧渓」の解説 池田霧渓 いけだ-むけい 1784-1857 江戸時代後期の医師。天明4年生まれ。江戸の池田独美に入門,その養子となる。痘瘡(とうそう)(天然痘)の治療術を発展させる。養父の死後,幕府の医官をつぎ,医学館教授,内直医をつとめた。安政4年8月18日死去。74歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身。本姓は村岡。名は晋。字(あざな)は柔行。通称は直郷,瑞仙(ずいせん)(2代)。著作に「治痘要訣」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例