精選版 日本国語大辞典 「汲取・酌取」の意味・読み・例文・類語
くみ‐と・る【汲取・酌取】
〘他ラ五(四)〙
① 水などを汲み上げて、他の器に移し入れる。
※書紀(720)神代下(寛文版訓)「時に豊玉姫の侍者(まかだち)有りて、玉鋺(たままり)を持て当に井(ゐ)の水を汲まむとするに人影(ひとかけ)の水底(みなそこ)に在るを見て、酌取(クミトル)こと得(へ)ず」
② 表面に表われないものを推察する。理解する。思いやる。
くみ‐とり【汲取・酌取】
〘名〙
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