沓の役(読み)くつのやく

精選版 日本国語大辞典 「沓の役」の意味・読み・例文・類語

くつ【沓】 の 役(やく)

  1. 儀式参列、正式の外出などの折、主人乗物乗り降り建物出入りなどにその履物脱着保管に当たる役。また、その人。武家にあっては昵近(じっきん)の者の役とされていた。沓の手長
    1. [初出の実例]「右は摂津掃部頭能直、薄色の指貫、白青織物の狩衣著て沓の役に候す」(出典:太平記(14C後)四〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む