沓の役(読み)くつのやく

精選版 日本国語大辞典 「沓の役」の意味・読み・例文・類語

くつ【沓】 の 役(やく)

  1. 儀式参列、正式の外出などの折、主人乗物乗り降り建物出入りなどにその履物脱着保管に当たる役。また、その人。武家にあっては昵近(じっきん)の者の役とされていた。沓の手長
    1. [初出の実例]「右は摂津掃部頭能直、薄色の指貫、白青織物の狩衣著て沓の役に候す」(出典:太平記(14C後)四〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む