沖縄の米軍基地(読み)おきなわのべいぐんきち

共同通信ニュース用語解説 「沖縄の米軍基地」の解説

沖縄の米軍基地

1952年のサンフランシスコ平和条約発効で沖縄が米施政権下に置かれると、米軍は「銃剣ブルドーザー」と呼ばれる強引な手法で民間地を接収し、基地を拡大した。50年代の台湾海峡危機や冷戦激化で核兵器配備も進み、ベトナム戦争では嘉手納基地が米軍の出撃拠点に。多発する米軍による事件や事故は、住民の反米感情や復帰運動の高まりにつながった。72年の日本復帰後も基地は集中し、国土面積の約0・6%の沖縄県に在日米軍専用施設面積の約7割が存在する。

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日本歴史地名大系 「沖縄の米軍基地」の解説

沖縄の米軍基地
おきなわのべいぐんきち

一冊 県総務部知事公室基地対策室編 一九九八年刊

解説 基地問題推移米軍基地現状、自衛隊基地の概要、基地被害と対策、基地の整理縮小と対策、基地周辺対策と経済、駐留軍用地強制使用問題、返還軍用地と跡地利用の八章および資料編で構成される。四、五年に一回発行。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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