沢村小伝次(読み)さわむら こでんじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢村小伝次」の解説

沢村小伝次(3代) さわむら-こでんじ

?-1771 江戸時代中期歌舞伎役者
初代沢村宗十郎の門から2代沢村小伝次(6代森田勘弥(かんや))の門にはいる。若女方となり,宝暦6年3代を襲名。のち花車方(かしゃがた)に転じ,明和3年森田座の頭取となった。明和8年6月10日死去。初名は大和川歌菊。前名は沢村歌菊。後名は坂東定十郎。俳名は暁車。

沢村小伝次(初代) さわむら-こでんじ

1665-? 江戸時代前期-中期の歌舞伎役者。
寛文5年生まれ。初代沢村長十郎の兄。京都,大坂若衆方をつとめ,元禄(げんろく)6年若女方に転じる。翌年江戸にうつり,宝永3年まで活躍した。門人に初代沢村音右衛門。京都出身。屋号は備中屋。

沢村小伝次(2代) さわむら-こでんじ

森田勘弥(もりた-かんや)(6代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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