日本歴史地名大系 「沢里惣門跡」の解説
沢里惣門跡
さわさとそうもんあと
古くから開設されていたものとみられ、八戸藩日記の宝永四年(一七〇七)一二月六日条に沢里惣門とみえている。同日記の元禄七年(一六九四)一一月三日条に「上御足軽町近所新御番御立被成候」とあり、番所には足軽二人が昼夜常駐して警備に当たった。藩政後期になると昼一人、夜二人が常駐した(「御徒目付勤方大図覚」八戸市立図書館蔵)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報