日本歴史地名大系 「新荒町」の解説
新荒町
しんあらまち
新荒町
しんあらまち
[現在地名]松前郡松前町字松城
近世から明治三三年(一九〇〇)まで存続した町。近世は松前城下の一町。福山城の北側にあたる。「蝦夷日誌」(一編)に「是寺町のうしろ也。此処天保の初め頃畑地を引て屋敷地となす。藩士十五、六軒住す」とあって、復領後の家臣団の増加により、天保(一八三〇―四四)初年新たに侍屋敷地として町立てされた。同書によると上に行くと白坂通で
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報