河野魯斎(読み)こうの ろさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河野魯斎」の解説

河野魯斎 こうの-ろさい

1759-1786 江戸時代中期の儒者
宝暦9年生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)赤穂(あこう)藩家老赤松滄洲(そうしゅう)の次男。河野鉄虎の養子となり,のち藩校博文館教官。詩にたくみで,兵法にもくわしかった。天明6年5月24日死去。28歳。名は通綸。字(あざな)は大経。通称は二(次)郎平著作に「魯斎閑話」「魯斎詩稿」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android