油江村(読み)ゆごむら

日本歴史地名大系 「油江村」の解説

油江村
ゆごむら

[現在地名]舞鶴市字油江

蒲江かまや村の北方、由良川河口近くの右岸に立地し、水田耕作を中心とした農村集落とその西側自然堤防との間に、旧由良川の河道であった幅の比較的広い細長い沼池がある。この沼池は由良川下流の港津としても利用された。

慶長検地郷村帳に高一六八・四五石「油江村」とみえ、土目録では一七〇石余、内訳は田方一二二石余、畑方四八石余、運上のなかに撫網二つ運上銀四匁があった。


油江村
ゆえむら

[現在地名]君津市下湯江しもゆえ

湯江村枝郷。寛文一二年(一六七二)の油江村運上新畑改帳(法巌寺文書)に旗本花村領として村名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android