法則学派(読み)ほうそくがくは

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「法則学派」の意味・わかりやすい解説

法則学派
ほうそくがくは

14世紀に登場したバルトルスを中心とする後期注釈学派により,法律を人に関する法と物に関する法とに分け,前者は属人的に適用し,後者は属地的に適用するという理論に整理した。これを法規分類説あるいは法則区別説といい,この学派を「法則学派」という。これは法律の側からその適用を考えてゆくものであり,19世紀後半にサビニーが事実の側から密接に関係する法律を探すという考え方を打出すまでは,支配的考え方であった。そして,現在にいたるまで,属人法といった用語にその痕跡を残している。また 20世紀後半にアメリカで起った抵触法革命も,法律を適用する利益と必要に着目するものであり,装いを変えた法則学派の出現ということもできる。

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