法華三昧(読み)ホッケザンマイ

デジタル大辞泉 「法華三昧」の意味・読み・例文・類語

ほっけ‐ざんまい【法華三昧】

《「ほっけさんまい」とも》仏語法華経を通して真理に悟入する方法天台宗で、法華経・観普賢経によって真理を観ずること。また、その境地に達するために法華経などを音読すること。

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精選版 日本国語大辞典 「法華三昧」の意味・読み・例文・類語

ほっけ‐ざんまい【法華三昧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ほっけさんまい」とも ) 仏語。法華経による三昧法。天台宗で、法華経に基づき、中道実相の理を観ずる法で、四種三昧では半行半坐三昧のこと。三七、二一日にわたって行なうもので、これを行なう道場法華堂という。ほけざんまい。
    1. [初出の実例]「今此寺従去仁和二年以降所修法花三昧阿彌陀三昧」(出典類聚三代格‐二・寛平四年(892)七月二五日)
    2. [その他の文献]〔法華三昧懺儀〕

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