法融寺(読み)ほうゆうじ

日本歴史地名大系 「法融寺」の解説

法融寺
ほうゆうじ

[現在地名]内浦町小木

犬山いぬやま灯台の西にある。磯越山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。もと妙楽みようらく寺と称した。貞享二年寺社由緒書上では大永四年(一五二四)正順の開創という。寺蔵の本願寺実如下付の阿弥陀絵像裏書に大永四年七月一日、松岡しようこう寺門徒能州鈴郡若山わかやま小木おぎ浦、「願主釈」とみえ、同書上はこれによったと思われる。このことから不明の願主名は正順と推定され、加賀本願寺教団の中心寺院である松岡寺門徒であったことがわかる。天正八年(一五八〇)五月四日、慶順は本願寺顕如から証如影像を授与されていることから(寺蔵裏書)、摂津石山本願寺に籠城する教如に必ずしも同調せず、退城した顕如に従ったものといえよう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典 日本の地域遺産 「法融寺」の解説

法融寺

(東京都練馬区関町東1-4)
ねりまのとっておきの風景(地域景観資源)指定の地域遺産。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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