コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

活速祭 いきはやのまつり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

活速祭
いきはやのまつり

死杖祭 (しづえのまつり) ともいう。古代,刑死人のために毎年8月に行われた神事。のちに毎春行われる念仏会に代えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

活速祭
いきはやのまつり

奈良時代以降、刑死人の供養(くよう)のために営まれた神事。死杖(しづえ)祭ともいう。京都・猪熊(いのくま)三条南にあった褐速(かちはや)神社において、刑部(ぎょうぶ)省で死罪となった刑死人の冥福(めいふく)を祈るために毎年8月に行われた。踊念仏などさまざまな鎮魂の儀が催された。京都・千本の引接(いんじょう)寺や壬生(みぶ)の地蔵寺の念仏会(ねんぶつえ)は、この祭りを受け継いでいるといわれている。[佐々木勝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

悪魔の証明

証明が非常に困難なものごとを表す比喩表現。古代ローマ法において所有権の帰属証明が極めて困難であったことから、この言葉が初めて用いられたとされている。現代においては、権利関係や消極的事実の証明に関する法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android