淳和奨学両院別当(読み)じゅんなしょうがくりょういんべっとう

精選版 日本国語大辞典 「淳和奨学両院別当」の意味・読み・例文・類語

じゅんなしょうがくりょういん‐べっとうジュンワシャウガクリャウヰンベッタウ【淳和奨学両院別当】

  1. 〘 名詞 〙 淳和院奨学院の別当職。保延六年(一一四〇)、中院雅定がこれに補せられて以後、その子孫久我、中院両家によって世襲されたが、室町時代足利義満源氏長者となってこの職を奪ってから、足利、徳川両将軍家のものとなった。明治維新将軍職とともに廃止
    1. [初出の実例]「次に淳和奨学両院別当の宣旨官務持いづる」(出典:徳川実紀‐慶長八年(1603)二月一二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android