20世紀日本人名事典 「清岡覚子」の解説 清岡 覚子キヨオカ カクコ 明治・大正期の歌人 生年安政2年1月3日(1855年) 没年大正9(1920)年1月2日 出生地江戸 旧姓(旧名)沢 経歴東京神田区長なども務めた旧幕臣・沢簡徳の次女。明治6年旧土佐藩士で官僚の清岡公張(のち子爵)と結婚し、三男をもうけた。女流歌人として知られ、御所派の高崎正風・大口鯛二らに師事し、晩年には著述家・歌人の加治木常樹に指導を受けた。その他、日本赤十字社篤志看護婦人会の会員を務めるなど、公共事業でも活躍。歌集に「竹のうら葉」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清岡覚子」の解説 清岡覚子 きよおか-かくこ 1855-1920 明治-大正時代の歌人。安政2年1月3日生まれ。沢簡徳(かんとく)の次女。明治6年清岡公張(ともはる)と結婚。高崎正風(まさかぜ),大口鯛二(たいじ)にまなび,晩年加治木常樹(つねき)に師事。歌は歌集「竹のうら葉」におさめられている。大正9年1月2日死去。66歳。江戸出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by