渋川敬直(読み)しぶかわ ひろなお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渋川敬直」の解説

渋川敬直 しぶかわ-ひろなお

1815-1851 江戸時代後期の暦算家。
文化12年生まれ。渋川景佑(かげすけ)の長男。天保(てんぽう)2年幕府の天文方見習となり,父をたすけ「新法暦書」などを編集。13年から書物奉行をかねる。鳥居耀蔵(ようぞう),後藤三右衛門とともに水野忠邦の天保の改革をすすめるが,忠邦の失脚により豊後(ぶんご)(大分県)臼杵(うすき)藩に幽閉となる。嘉永(かえい)4年7月25日臼杵で死去。37歳。江戸出身。通称六蔵。号は福堂。著作に「英文鑑」「見はてぬ夢」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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