デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺競」の解説 渡辺競 わたなべの-きおう ?-1180 平安時代後期の武士。嵯峨(さが)源氏。摂津渡辺党。「平家物語」によれば,治承(じしょう)4年4月以仁(もちひと)王・源頼政(よりまさ)が平家打倒のため挙兵(治承の乱)した際,平宗盛の名馬をだましとり,以仁王らがこもる三井寺にかけつけた。戦いに敗れ,治承4年5月26日宇治平等院付近で自害。通称は源三,源七。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例