温飯(読み)ぬくめし

精選版 日本国語大辞典 「温飯」の意味・読み・例文・類語

ぬく‐めし【温飯】

  1. 〘 名詞 〙 あたたかい飯。たきたての飯。冷飯(ひやめし)に対していう。
    1. [初出の実例]「饗式〈温飯 居物六種〉」(出典:醍醐寺文書‐文治四年(1188)三月一一日・僧実継日記抄)
    2. 「朝 ぬく飯二椀 佃煮 梅干」(出典:仰臥漫録(1901‐02)〈正岡子規〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「温飯」の解説

温飯(あつめし)

大分県佐伯市の郷土料理。新鮮なブリアジなどの刺身を醤油だれで漬けたものを熱いご飯の上に載せ、ネギショウガなどの薬味とともに食する。もと漁師船上で食べていたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android